介護施設と高齢者住宅 その1 狭義の介護施設
公開日:
:
年金・社会保障ネタ
昨日のライフサポート東京さんで受けてきたセミナーの続きです。介護施設と入居費用について纏めてみます。
①介護老人福祉施設(別名:特別養護老人ホーム)
特養って呼ばれるやつですね。なかなか空きがありません。基本的には亡くなるまで入居する「終の棲家」。入居費用の自己負担額の目安は多床室で8万円程度~、個室なら13万円程度から
②介護老人保健施設
老健と呼ばれることが多いそうです。本来は病院を退院後在宅復帰を目指すリハビリ施設だが、長期入所者が大半を占める。多床室で10万円程度から、個室なら15万円程度から
③介護療養型医療施設
俗に言う老人病院の一種。医療行為を行うため運営は医療法人が主。入居費用は介護老人保健施設と同じくらい。
①~③までを「介護保険3施設」と呼び、要介護度1~5の方が対象で要支援者は入居できません。また民間企業やNPOは施設を運営することはできません。
関連記事
-
-
介護施設と高齢者住宅 その3 介護保険外の施設
北朝鮮の主席が亡くなって一夜、訓練目的のミサイルが昨日発射されていたという事実が発表された以外は目立
-
-
公的年金各制度の財政状況ホームページ
厚生労働省がこんなホームページを作っていました。宣伝しておこう。 公的年金各制度の財政状況ホー
-
-
高齢者を支える人数 その1
良くテレビや新聞で見かける「現役世代2.7人で1人の高齢者を支えています」というアレ、将来の年金や医
-
-
「高額療養費制度」見直し案
今日も年金、社会保障の報道がいくつかありました。その中でも現役若年層にも(珍しく?)メリットのありそ
-
-
積立方式か賦課方式か
日本の年金の話。 積立方式とは文字通り将来の年金給付の為に保険料を積み立てて、年金が支給される
-
-
平成22年人口動態統計年報
昨日30日に発表された「平成22年人口動態統計年報」(東京都の衛生統計より)に面白いデータがありまし
-
-
サンデー毎日さんの取材を受けました
昨日発売の11/13日号サンデー毎日さん「年金制度改革で超ヘロヘロ」において年金夫婦分割案と3号制度
- PREV
- 法人後見
- NEXT
- 介護施設と高齢者住宅 その2